語学を活かして翻訳者になろう

RESPECT

 調査力や専門知識を高めよう

調査力や専門知識はどの程度あればよいのでしょうか。

時間を有効に使いましょう。

翻訳者に限った話ではありませんが、いかに仕事の効率を高めるかは重要な課題といえます。一時間あたりで処理できる仕事の量が増加したとしても、それに対する手間や労力が増加した場合は、効率化がすすんだとはいえません。また、手間や労力は変わらず、処理量が増えたとしても品質が低下しては意味がありません。では、どうしたら余分な手間や労力を増やさず、かつ高い品質を保ちながら効率化することができるのでしょう。産業翻訳の業界では、パソコンを有効活用によってこの理想的な形態での効率化がすすんでいます。個人差がありますが、従来と比較した場合、2倍〜6倍程度の効果化が見込まれます。翻訳業務は時間との戦いといえる仕事です。有効、かつ密度の濃い時間の使い方をできるようになりましょう。

ソフトウェアやツールを選ぶコツ

現在、翻訳のための便利なソフトウェアは数多く存在します。しかし、忘れていけないのは、ソフトウェアを使うのは自分自身であるということと思います。ある特定のソフトを使って何ができるか、また、翻訳にどのように応用させるか、と考えると上手くいきません。自分自身の翻訳のどの部分をパソコンに割当てられるか、そして、そのために必要なソフトウェアや機能は何かといった具合に考えることが大切です。まず、目的を先に決定して利用できそうなソフトウェアやツールを探すことがことが、パソコン活用のポイントといえます。また、ソフトウェアやツールには、実際には使用しない機能もたくさん出てきます。しかし、一部の機能を活用するだけで翻訳の労力の軽減や品質の向上に大きな恩恵があります。

紙製の辞書と電子辞書

パソコンの辞書ソフトと同じ速度で、紙製の辞書を引くのは、かなりの辞書引き経験者でないと困難です。翻訳に際し、紙製辞書しか使用しない場合と、辞書ソフトを使用する場合では、翻訳スピードのみならず、正確さや表現の豊かさに大きな差が出ます。これらは、ある程度、これまでの経験と知識で補うことができますが、いずれ、経験が浅くとも辞書ソフトをフル活用できる新しい世代の翻訳者に追い越される日がやってこないとも限りません。辞書ソフトを使用するのメリットは複数あります。まず、串刺し検索という、複数の辞書を同時検索する機能です。また、検索時間が短い、フォントの種類と大きさ、行間などの調整が可能、検索した語句の保存などができます。また、カラーの写真、音声、動画などの情報を確認できるため、理解を深めることができるのも大きな魅力です。また、対象の語句が辞書ソフトで見つからない場合には、インターネット検索することもとできます。